墨田区押上の歯医者、山本歯科です。

○どうしてむし歯になったら困るの？

　　歯にはいろいろな役割があります。むし歯になるとその役割が十分に
　はたせなくなってしまいます。

【歯の役割】
　　１．食べ物をかみくだいて、飲み込んだり消化をしやすくする
　　２．言葉を正しく発音しやすくする
　　３．顔の形をととのえる
　　４．かむことで脳の働きをよくする
　　５．乳歯(子どもの歯)は永久歯(大人の歯)が正しい場所に生えるようにみちびく


○どうしてむし歯になるの？

　　
【虫歯の原因】
　　むし歯は「食べ物（糖分）」と「むしばきん（ミュータンス菌）」が出会って作られる
　酸によって歯がとかされる病気です。


　　　三つの足し算でできるむし歯は一つの引き算でふせげます


【むし歯にならないために】
　１．食事の後はすぐに歯をみがこう
　２．食べ物の好き嫌いはしない
　３．おやつはだらだらと食べず、時間を決めて食べよう。
　　　食べたら歯磨きをしよう。
　４．定期的に歯医者さんにみてもらおう（特に、生えたばかりの歯は虫歯になりやすい）
　５．寝る前に甘いものを食べたりジュースを飲まないようにしよう

【歯ブラシについて】
　１．歯ブラシの選び方
　　　・毛の部分が小さめのもの
　　　・普通の堅さのもの
　２．歯磨き剤
　　　・フッ素入りのものを選ぶ
　　　・歯ブラシには少しだけつける
　３．歯ブラシの交換（こんな時には新しい歯ブラシに！！）
　　　・歯ブラシを後ろから見て、毛がひらいてはみ出しているもの
　　　・歯ブラシの毛が抜けたりへってしまっているもの
　４．歯ブラシを清潔に
　　　・歯磨きの前と後には水道の水でよく洗う
　　　・毛の部分を上にして、立ててしまう

【歯磨きのポイント】
　１．毛先をきちんと歯に当てて磨く
　２．「食べかすをとる」という気持ちで毛先をうまく使いながら磨く
　３．こまかく、ちいさく、くちゅくちゅとみがく
　　　歯ブラシで大きく横磨きをすると、歯と歯の間が磨けず余計な力も入って
　　　歯肉を傷つけてしまうことがある